セーフティオフィサ資格認証制度について
企業として必須の「安全」に関する知識保有と理解を認証するマネジメント安全資格です。
安全マネジメント資格取得により職場のウェルビーイング(Well-being)が向上
セーフティオフィサ資格制度とは
セーフティオフィサ資格認証制度は、企業トップを含む経営層及び管理者層やスタッフ層の安全に対する知識や理解の確認を目的とした要員教育認証システムです。
セーフティグローバル推進機構(IGSAP)が制定・制度化し国際的にも通用する資格として普及推進しています。
企業においては、顧客、従業員、社会などに対する安全の維持、確保が必要ですが、セーフティオフィサ資格は、これら企業運営に関わる企業人にとって必須の「安全」に関するマネージメント資格です。
安全に関する資格としては、主に技術者を対象とした機械安全の知識・能力を有するセーフティアセッサ資格がありますが、企業内において、これらセーフティアセッサ資格者と、マネージメントを担当するセーフティオフィサ資格者が全社的に協力することにより、企業全体の安全化への推進効果が高まり、安全性だけでなく生産性の向上など、企業の成長や価値向上をもたらす効果が期待できます。
※セーフティグローバル推進機構について
https://institute-gsafety.com/
セーフティオフィサ資格の対象分野
セーフティオフィサ資格は、
製造業を中心とした「一般産業安全分野」および、
建築・土木を対象とした「建設安全分野」があります。
建設SO資格試験が開始されます。
試験日:2025年2月(申込 2024年11月11日(月)~)
セーフティオフィサ制度についてはこちらもご参照下さい。
https://institute-gsafety.com/certification/safety-officer/
◆一般産業安全分野
- 一般産業安全分野 セーフティエグゼクティブ(SE-G)資格
資格対象者・・経営者層の方対象安全に対する正しい知識と深い見識を持ち、CSO(チーフ・セーフティ・オフィサ)等の立場で安全経営においてリーダーシップを発揮し、全社に対 して安全を推進できる能力と強い意志を有する。
- 一般産業安全分野 セーフティマネージャ(SM-G)資格
資格対象者・・管理者層の方対象安全に対する正しい知識と見識を持ち、安全の指導者、監督者 として、社員に対して安全に関する取り組みを正しく指導、推進できる能力と意志を有する。
- 一般産業安全分野 セーフティスタッフ(SS-G)資格
資格対象者・・スタッフ層の方対象安全に対する正しい知識と認識を持ち、会社の安全方針や取り組みに則して主体的に行動するこがとできる。
◆建設安全分野
- 建設安全分野 建設セーフティエグゼクティブ(SE-C)資格
資格対象者・・工事の発注に関わる組織の幹部、工事を請負う店社の経営幹部・責任者・管理者の方対象建設安全に対する正しい知識と深い見識を持ち、事業責任者(経営者)として、安全経営のリーダーシップを発揮し,安全に関するオープンなコミュニケーションと高い安全文化を継続的に構築する能力と強い意志を有する。
- 建設安全分野 建設セーフティマネージャ(SM-C)資格
資格対象者・・工事の発注に関わる組織の責任者・管理者、工事(現場作業)管理組織の責任者・管理者の方対象建設安全に対する正しい知識と見識を持ち、安全の指導者、監督者 として、安全に係る課題に対して、リスクアセスメントの運用等により、職務従事者に組織活動を正しく指揮、推進する能力と意志を有する。
- 建設安全分野 建設セーフティスタッフ(SS-C)資格
資格対象者・・工事(現場作業)管理に関わる実務担当者の方対象建設安全に対する正しい知識と認識を持ち、管理実務者として組織の安全方針、安全活動の主旨を理解し、安全に係る課題の解決に向けて、リスクアセスメントの成果を基に、安全管理実務を遂行する能力を有する。
受験プログラムについて
受験プログラムは、eラーニングによる講習を受講後、Web上で試験を受験いただく内容となっています。
- *eラーニングの講習受講、Web上の受験とも、パソコン、スマートフォン、タブレットから可能です。
- *講習受講のみ、試験受験のみの選択はできません。
eラーニングの教材は、「基礎安全学」「経営安全学」「社会安全学」「構築安全学」の安全四学の中から厳選された受講科目で設定されています。
- 安全の大前提と安全の目標
- 安全とリスクの定義
- 安全と価値観
- 安全における役割と責任 他
- 企業にとってのリスクと安全
- 安全・安心に向かう時代の潮流
- 企業の競争力は安全にあり
- 安全性と生産性 他
- 安全と社会制度
- 安全のための法律と規制
- 安全と責任
- 安全の新しい時代 他
- 安全学における技術的側面
- リスクアセスメントの考え方
- リスク低減とスリーステップメソッド
- 和の安全と安全学 他
講師は、安全学の第一人者である向殿政男氏です。
セーフティグローバル推進機構会長
事故調査部会長