北米
注:最新情報は当該機関で確認をお願いいたします
- アメリカ
- カナダ
- メキシコ
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概要
国として強制力のある製品安全認証制度は制定されていないため、北米向け輸出製品に対する第三者認証の取得は任意だが、地域の安全要求事項を満たす必要がある。州や地方自治体レベルでは個別に第三者認証の取得を求めているケースが多くあり、NRTLによる認証試験を受ける必要がある。
NRTL(National Recognized Testing Laboratories:米国国家認証試験機関)は、OSHA(Occupational Safety and Health Administration:労働安全衛生局)が認定した民間の試験機関(現在18の機関が認定されている)のことで、製品の安全性に対する様々な試験を実施・認証を行うことを認められた機関である。
NRTLはそれぞれ独自の認証マークを持っており、製品が安全規格に適合している場合、製品上に認証マークを表示することを認めている。また、NRTLは、認証試験後も定期工場検査により適合性が継続的に維持されていることを確認している。
アメリカとカナダにおいては、MRA(Mutual Recognition Agreement)を締結しているため、相互認証が可能である。例えば、ULにてカナダ向けも含めた製品安全認証を受けた場合、CSA規格に適合していることを意味するC-ULマークを製品上に表示できることになり、カナダ国内ではCSA認証と同等に扱われる。(※)マーク表示例参照
弊社提供サービス
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制度
規制内容 | 製品安全 NRTL認証 |
強制/任意 | NRTL認証は任意 |
規制当局 | OSHA |
対象製品 | 電気電子機器 |
マーク | 各NRTL認証機関のコーポレートマークが認証マークとなります。 例:ULにてカナダ向けも含む製品安全認証を受けた場合 |
有効期限 | なし(但し、工場検査に合格している期間に限る) |
申請手続き
申請の流れ | 見積もり依頼 ↓ 該当規制の調査 ↓ 申請資料準備・確認 ↓ 申請資料、試験サンプルを試験機関または認証機関へ提出 ↓ 製品試験の実施 ↓ 適合テストレポート、認証書受領 |
所要期間 | 製品仕様、適用規格、対応方法等による |
申請資料 | 主な申請資料
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製品試験 | 製品安全 NRTL認証: 装置仕様/サイズ等により現地試験対応可能 |
試験規格 | 米国規格協会(ANSI)から発行される米国規格、UL規格 |
工場検査 | NRTL認証取得の場合、定期工場検査あり |